投稿日|2017.08.2
こんにちわ!
あさい鍼灸整骨院です♪
今日は産後の体について話していきますね!!
産後の時期に、関節痛の症状を訴える方は多くいらっしゃるようです。
例えば
・朝起きたときに、手指がこわばって痛む
・足の指が痛く、足が重たい気がする
・腰が痛くて、体がだるい
・足に力が入らず、常に疲労感がある
・膝と足首の関節が痛くて、立つときや座るときに激しく痛む
・朝起きたときに、足首、膝、手指、足の甲が痛い
このように、産後しばらくは、手指、ひじ、膝、肩、腰、足首まで、全身に渡り関節痛が起こることがよくあります。
関節痛が起きやすいのは、多くの方が「朝起きたとき」です。
関節痛は、一日中続くのではなく、「動き出すとき」に痛みやこわばりがひどく、いったん動かしてしまえば、痛みが治まったり、動きがスムーズになる、というのが特徴です。
関節痛がひどいあまり「指が硬直して動かせない」「ものを握ることができない」「赤ちゃんを抱っこできない」という事態も起こります。
さらに、「自分の着替えすらできない」「歩くこともできず、寝たきりになる」という方もいて、関節痛は、産後の生活に支障をきたすと考えられます。
産後に関節痛になる原因は?
産後に関節痛になるのは、どうしてなのでしょうか?
産後の関節痛の原因は、いくつか考えられますのでご紹介します。
★関節への負担
妊娠中は、あまり動かず、座ったり横になっている生活だったと思いますが、産後は、一日に、何度も立ったり座ったり、赤ちゃんを抱っこしたり、繰り返さなければなりませんよね?
赤ちゃんのお世話や抱っこなどで、体への負担が急に増えるようになります。
また、妊娠中から増えたママ自身の体重も、膝や足首へ、大きな負担となっている可能性もあります。
産後、赤ちゃんを抱っこするようになってから、腱鞘炎になるママも少なくないのです。
腕が腱鞘炎になると、肩まで痛みやだるさを感じたり、物がつかめなくなることもあります。
一日に何度も行うおむつ替えによって、脚や足首などに負担がかかると、足も腱鞘炎になることがあるそうです。
このように、産後、赤ちゃんのお世話を繰り返す生活は、関節に大きな負担がかかるため、関節痛を引き起こしてしまうのです。
★ホルモンの影響
妊娠中は、副腎皮質ホルモン(ステロイドホルモン)が多く分泌されています。
ステロイドホルモンには、痛みや炎症を抑える働きがあるため、妊娠中は関節の痛みが緩和されていたことが考えられます。
産後は、ステロイドホルモンの分泌が減ってしまうため、関節の炎症や痛みを、より強く感じるようになってしまうと考えられます。
★カルシウム不足
産後、母乳育児を行っている場合、ママの栄養は母乳を通じてどんどん赤ちゃんへ届けられます。
そのため、授乳中のママの体は、必要な栄養が不足してしまうことがあります。
特に、授乳中はカルシウムが不足しやすいのですが、カルシウムが不足すると、関節にある軟骨が固くなってしまい、クッション性が失われていきます。
★筋力の不足
妊娠中は、運動不足になりがちです。
つまり、産後のママの体は、筋力が低下していると言えるでしょう。
関節周りの筋力が低下していると、関節に負担がかかります。
特に、下半身の筋力の低下によって、膝が痛くなることがあります。
人は、歩くと「体重の3倍」の負荷が膝へかかると言われています。
もし、3キロの赤ちゃんを抱っこして歩いた場合は「9キロの負荷」が膝にかかることになります。
筋力のない足に大きな負荷を与えると、関節に負担がかかるのもわかりますね。
また、膝が痛いからと言って、膝をかばいながら歩くと、足全体や足首に負荷がかかって、関節痛の発生場所が増えてしまいます。
★骨盤の歪み
出産によって、骨盤が緩んでいます。
骨盤を正しい位置に戻してあげないと、骨盤が歪んで行く原因となります。
骨盤の歪みやズレは、腰痛だけでなく、膝や足首の痛みまで引き起こします。
このように産後でお困りのお方はいつでもご相談下さい♪ それ以外の症状でお困りの方もいつでもおっしゃってくださいね♪
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